約1年前に転職をした。
なにが大変だったかを思い出してみると、社内ルール、業務システム、使用するアプリケーションの多さといった点。
以前の職場でも社内ルールと業務システムを中途入社で覚えるのは苦労をした。
今回の企業では使用するアプリケーションの多さに忙殺された。
でも、1年も経てば大体の基本的な役割は分かるようになり、何を使えば何の結果が得られると推測できるようにもなる。人間は慣れの生き物ということに改めて感じる。
転職経験がある人ならわかると思うけど、前の職場は〇〇だから〇〇だったな・・
と、ふとした瞬間に思い出すことが私にはある。
最近の私がこの〇〇だから〇〇だったな・・と思うのは、馴れ合いだから楽だったな。
ということ。例えば、同僚や直属の上司 対 経営層との間で、売り上げ達成に関する、意気込みの温度差があると、悲観的な見方と冷めた目で見る現場の雰囲気になってしまう。
高い目標を掲げる経営層と押し付けられた感がある現場の構造。
そうなると、新しいことをやるもしくは言う奴に、同僚や直属の上司は「急にどした?」みたいな態度で接してしまう。この雰囲気が社内に染み渡ると、ぬるま湯に使った人たちで溢れかえってしまう。売り上げが未達でも安いなりに給料がなんなくもらえてしまう環境の出来上がりだ。
まぁ、だからなのか前の職場ではプロパーが多く、転職組は数少ないなと思った。
日常的に冷めた目でぬるま湯に使っていると、居心地がよすぎて、新天地に一歩踏み出す思考も抜け落ちるのかなと考えてしまう。
結局は、それでも良いという考えも人それぞれなので異論はない。
自分が満足かどうかの問題だと思う。